夫婦で営む小さなバーの厨房から見える悲喜こもごも・・・


by delicayumama

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略礼装

明日の結婚式のために洋服ダンスからオットの礼服を出してみた。
先日はレストランウェディングだったので礼服は着ていない。
明日はホテルだし両家の親族も出席されるのでそれなりの格好をしなければいけない。

私は前回と同じ服装なので問題ない。
オットの黒の礼服に合わせてネクタイやチーフ、カフスなども必要。
白いネクタイなんか大阪に来て一度も使っていない。
クリーニングにこそ出してあるが黄ばんでいる。
仕方ないので近くの店に買いに走った。

今回の二つのお祝い事のためにいろいろ調べてみたが、白いネクタイが正しいとか白は親族だけだとかどれがいいのかわからない。
オットには甥っ子や姪っ子がいるので、いずれ必要になるかもと思い結局白いネクタイを買った。
前日になって慌てるとは。

明日は店は臨時休業。
休み前の冷蔵庫整理につき、お見せできるようなまかないはありません。
悪しからず。
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by delicayumama | 2014-01-31 16:58 | Moi(私)

だから今日も一人

タイトルを見てすぐに何の歌かわかるのは若くない人です(笑)

わからない人のために
??落ち葉の舞い散る停車場は…(中略)
だから今日も一人、明日も一人…

奥村チヨの終着駅という歌です。

うちの場合、昨日も一人でした。
二日続けて一人だけのお客さん。
昨日は紅頭巾さんでした。

一人だけのお客さんで良いことは普段はなかなか話できないこともゆっくり話せること。
昨日もたくさん話ができました。

その一人だけのお客さんが馴染みのないお客さんだったら最悪です。
マスターは虎に睨まれたウサギのように立ち尽くし、私は厨房で息を殺して座り続けねばなりません。

紅頭巾さんが帰られて、閉店時間の11時になれば表の看板を仕舞い扉にぶら下げたOpenの札をcloseに替えます。
早くからお客さんが切れても必ず11時までは閉めません。
それから片付けものをしてから少し夜食をとるのが日課です。

その時に店のガラス扉の向こうに動く人影と話し声。
店はうちだけじゃないのでどこのお客さんかはすぐにはわかりません。
時計を見れば11時を20分くらい過ぎている。

扉には鍵が掛かっていますがノックもせずに中を覗きこんでいます。
ノックをされれば開けるのですが、物騒な世の中ですから。
人影はうちのお客さんとわかりました。
ガラスの向こうから店に電話をかけて来ました。
マスターが出ました。
「すみません。今日はもう終わりました。」
ガラスの向こうの人影がいなくなりました。

うちの営業時間は午後5時から11時まで。
11時までに入店していただければ終電の時間までは頑張ります。
どうしても11時に間に合わなければお電話いただければ開けて置きます、と18年近く言い続けてきました。
それでもまだご理解いただけてない方がいらっしゃるようで。

こんな小さな店ですが、一度閉店してしまうと店側の人間は営業モードをオフにします。
ライトも落としてカウンターの上も片付けてマスターも蝶ネクタイを外します。
そうなれば私達のプライベートな場所となってしまい、それを再びリセットするのはすぐにはできません。
そこらへんはお客さんには理解されないかもしれませんね。

そんな訳で遅くに来られた方の終着駅は閉まっていたということです。
売り上げが少しでも欲しいのは山々、でもルールを一度破ればなし崩しになってしまいます。

今日のまかない
鯖塩焼き、大根と豚バラの煮物、豆腐味噌汁
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by delicayumama | 2014-01-30 15:38 | Invité(お客様)

焼きうどん

ひ〜ま〜な火曜日。
もう少しですうぱあまんさんを呼ぼうと思っていたところに所長さんご来店。
マスターと三人で新年会状態。
帰られてから気が付いたが、私一人が喋ってしまった。
所長さんも聞き上手。

シメに焼きうどんを召し上がった。
今では何も考えずに普通に作れる焼きうどんだが、店のオープン初日に四苦八苦して作ったことを時々思い出す。

焼きうどんをメニューに入れようと思ったのは、マスターの実家である喫茶店のメニューにあったからだ。
それまで私が知ってた焼きうどんはソース味だったが、実家の喫茶店では醤油味だった。

店のオープン初日に注文された方も覚えている。
うどんがくっついてまずそうな焼きうどんを何も言わずに食べてくださった新地のママさんは、もう十年以上も前に亡くなってしまった。

そしてマスターの実家の喫茶店も昨年末に閉店した。
マスターが中学の時に越して来た町で両親が始めた店。
その両親もとうに八十を越えたし店も老朽化したので、閉店を決めたようだ。
仕事が無くなった両親は毎日何をして暮らしているのだろうか。

誰にも平等に月日が流れているのだろうかと考える。
亡くなった人の月日は止まってしまう。
生きていてもうちの父のようになれば、やはり止まっているのかもしれない。
みんな永遠に元気で…とはいかない。

今日のまかない
茄子とチキンのカレー
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by delicayumama | 2014-01-29 15:40 | Invité(お客様)

いちびりの同級生

いちびりと言うのは関西ではお調子者のこと。
私の故郷うどん県でも同じ意味で使っていた。

幼稚園から一緒の同級生K君はここにも何度か登場している。
トイレの神様を拝んだり平三平のマネをして帰って行く典型的ないちびりだ。
でも幼稚園、小学校、中学校を通して特別仲が良かった訳でもないので、これといった思い出話もない。
五十の同窓会でお互いが関西でいることがわかり、それ以来店に来てくれるようになった有難い同級生だ。

昨日遅い時間に入り口の扉が勢いよく開いて驚いた。
なのに誰も入って来ない。
不思議に思い扉の外に出てみると通りの方向の壁に二人のおっちゃんがへばりついている。
忍者がよくやる格好だ。
二人とも見たことのある顔。
いちびりの同級生の後輩。
「なにやってるんですか?この寒いのに」と私が言うと、手前のちっちゃいおっちゃんが私の後ろを指差す。

私がその方向を見ると、これまた見たことのあるおっちゃんが壁にへばりついている。
いちびりの同級生だ。
「三人足したら百五十を軽く越えるおっちゃんがなにやってんの!」と私。
三人はすごすごと店の中に入ってきた。
いつもこれ、すんなりとご来店にはなれないらしい。

いちびりの同級生K君が話し出す。
「正月にうちの玄関のガラスが割れてね」
ご丁寧にスマホで写真まで撮っている。
愛犬家で有名なK君は、正月に玄関に入ったところ愛犬が飛び付いて来たので後ろに倒れてしまった。
運悪く玄関扉のガラスに倒れガラスが割れてしまい、彼の頭には粉々になったガラスが降りかかったのだ。
どれかが頭に刺さっているかも知れないが、彼は奥さんを呼んで掃除機を持って来させ頭を吸わせた。
どうやら刺さってなかったようだ。

そこまで話を聞いたら彼を知ってる人ならこう突っ込むと思うが
「良かったやん!怪我(毛が)なくて!」
おまけにK君とはこれいかに!
お後がよろしいようで(笑)

今日のまかない
チキンカツ、ほうれん草の胡麻和え、切り干し大根、なめこ味噌汁

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by delicayumama | 2014-01-28 15:45 | Invité(お客様)

美容院

今週末の結婚式に向けて、先週の土曜日にカットの予約をしていた。
ところが自転車で転んで打ったみぞおちが体を反らすと痛いので、美容院のシャンプー台も痛いのではないかと前日にキャンセルした。

今日になってだいぶ痛みも楽になって来たものの、何と無く億劫になりこのままでもいいかと思い始めてきた。
どうせ知らない人ばかりの披露宴だし、少しばかりカットしたところで誰も何とも思わないだろう。

そしてインフルエンザ後に鼻の下にできたヘルペスもようやく治ってきた。
前回の結婚パーティーの時にもあったのだが、その時もそれ以来にも誰にも指摘されたことがない。
自分で気にしているほど回りの人は見てないということだ。
世の中そんなことが多いのかもしれない。

そんな訳で今週末の土曜日は結婚式に出席するため店を休みます。

今日のまかない
厚揚げの酢豚風、じゃこおろし、胡瓜ぬか漬け、白菜スープ
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by delicayumama | 2014-01-27 16:05 | Moi(私)

雨上がり

土曜の深夜から降り始めた雨が上がったあと、また冷たい風が吹き荒れている。
昼過ぎに買い物に出かけたが、必要なものだけを買って早々に帰ってきた。
それからは好きなテレビ番組を見て夕飯まではゆっくりと。

昨年十二月の始めに買ったシクラメンが咲き誇っている。
昼間に太陽がよく当たる場所に置いてあるのがいいみたい。
でもそろそろ終わりの前に最後の力を振り絞っているように見える。
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昼から店の掃除や買い物に出かけたオットが箱を抱えて帰ってきた。
寒い中ご苦労なことだ。

箱の中身はオーブントースターだった。
オットの大好きなホームセンターで安くて綺麗な色だったから買ってきたと言う。
店のオーブントースターがそろそろ寿命だからと安いのがあったらと言ってあったからだ。
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始めての赤い家電。
でも安いだけあってそこかしこが安っぽい。
「それを言うな〜」とオット。
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by delicayumama | 2014-01-26 22:45 | Dimanche(日曜日)

整形外科

十日前に自転車で転んで打ったみぞおちあたりが、ここ三日ほど朝起きに動けぬほど痛む。
それまでは日にち薬が順調に効いていたような感じだったのに、どうしたことだろう。

過去に二度派手に転んで、やはりみぞおちを打った時は病院には行かずに日にち薬で治したのだが、少し不安になったので家の近くの整形外科に行ってきた。

足や腰の痛みの治療か老人の多いこと。
腰の曲がった人もたくさんいる。

レントゲンを撮った。
骨はどうもないらしい。
そう言われてもこんなに痛い。
肋骨の先に軟骨があって、滅多に折れるところではないが、その辺りを打っているのだろうという説明。

突き指みたいなもんです。
どうしても痛いならバンドを巻く手もありますが、そんなん邪魔くさいと思うならせんでもいいです。
まあひと月くらいは痛いでしょう。
湿布薬貼るくらいです。
あとは普通に動いていいですよ。
と先生。

受付で会計を済ませると湿布薬も出ていない。
言おうかどうしようかと迷ったが、家には実家から持ち帰った湿布薬が山ほどあるので、まあいいかと帰ってきた。
ほっとした反面、少し拍子抜けした。

土曜日のまかない
卵とじうどん、鮭そぼろごはん、大根ぬか漬け
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by delicayumama | 2014-01-25 16:03 | Moi(私)

さようなら

我が家から店から、古い物がどんどん無くなる。
店からは先日のストーブに続き、今日は炊飯ジャー。
これも店のオープンの時買ったもの。
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今のところ炊飯はできているが、時々底が焦げるようになって来た。
先日はなかなかスイッチが切れなくて困ったり。

炊飯ジャーもいろいろある。
マイコンとかIHとかかまど炊きとか高いものなら10万もするものもある。
マイコンとIHの違いを調べてみると、うちみたいに少量しか炊かないならマイコンで良いと書いてあった。
マイコンのほうが安いのだ。
コーナンのネットショップで注文して今日届いた。
Panasonicで5000円。
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古い炊飯ジャーをいざ捨てるとなると、ほとんど毎日お世話になったものだからなんだがお名残惜しい。
でも置いておく訳にもいかない。
家の古いベッドとソファは月曜日に粗大ゴミに出した。
何かを買い替えるとなると、もう一度買い替えることがあるかと考える年齢になってしまった。
老いじたくが始まったかな。

今日のまかない
ワンタン麺、明太子ご飯、胡瓜の浅漬け
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by delicayumama | 2014-01-24 15:53 | Moi(私)

トウモロコシ

自転車で走ってて目にする不思議な光景③

少し前のこと、暖かい頃だったと思う。
店に行くとき国道を通る。
何年も前に地下を電車が走るのに合わせて地上の歩道も長い時間をかけて大工事をした。
植え込みを作り囲いの部分がベンチのようになっている。
滅多に腰掛けている人を見ないが、腰掛けていても不思議ではないスペースだ。

ある日一人の作業服を着た三、四十代くらいの男性がそこに腰掛けて弁当を食べていた。
お昼時だった。
行き交う人は多い。
自転車で通り過ぎる時に見るとはなしに弁当の中が見えた。
どう見ても手作りだが、通り過ぎてから私は首を傾げた。
弁当箱の面積の半分を占めるほどにトウモロコシが入っていたからだ。
茹でトウモロコシ一本分はあろうかと思う量がいくつかに切られて入っていた。

トウモロコシはまだ箸つかずで、その横に入っている何かを食べていたのだが、トウモロコシはおかずかデザートか?
どちらにしても食べにくいし腹の足しにならぬもの。
私なら持たすにしても別の入れ物にするだろう。
そんな弁当を仲間に見られるのが嫌で、一人でこんなところで食べているのだろうか。
余計な詮索をしてしまった。

今日のまかない
ひき肉オムレツ、きのこのマリネ、白菜浅漬け、揚げと大根の味噌汁
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by delicayumama | 2014-01-23 15:56 | Moi(私)

心が解ける

自転車で走ってて見る変な光景シリーズ

自転車で走りながら缶ビールや缶チューハイを飲んでるおっちゃんやお兄ちゃん。
それ飲酒運転って知らないの?
おまわりさん!ちゃんと取り締まってください!


あまり自覚症状はないのだけれど、誰かに話したいことが溜まってることがあるようだ。
それを自覚するのは誰かに喋り始めると止まらない時。
かと言って相手が誰でもいいわけではない。
この好き嫌いの激しい私が喋る気になる相手は聞き上手な大人に限られる。

私が言う大人とは、そんな話どうでもいいと思いながらも顔には一切出さず上手に相槌を打ってくれる人。
話し上手は聞き上手とも言うが、私も心掛けているところ。

ところがこの聞き上手に久々に出会うと私の口が止まらない。
でもさすがにこの年になると時々我に返り「私一人喋っていいですか?何か話があって来られたんじゃないですか?」と聞いてみる。
聞き上手は「何か話があるように見えますか?」なんておっしゃる。
そんなことだから私のどうでもいい話は続くのだ。

私の勝手な思い込みだとは思うが、人間のできた聞き上手さんはうちに来ると私の話を聞くはめになるのがわかって来てくださると思う。
それが嫌なら来られないと思うので、私はそれに甘えてるわけだ。

人に甘えるというのは気持ちの良いもので、喋りながら自分の心が解けていくのがわかる。
心が解けたところで、今度は聞き手にまわってみる。
亀の甲より年の功だから少し偉そうに喋らせていただいてるうちに時間が過ぎて帰って行かれる。

そんなことだけを繰り返して店が成り立っていくなら、こんな幸せなことはないが、成り立っていかないところが悲しいところだ。
世の中うまくいかないなあ。

今日のまかない
肉じゃが、タコと胡瓜の酢の物
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by delicayumama | 2014-01-22 15:41 | Invité(お客様)