夫婦で営む小さなバーの厨房から見える悲喜こもごも・・・


by delicayumama

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二月病

好きでやってることとは言え、毎日ネタを拾うの文章を書くの、結構大変です。
短いタイトルでさえ頭を使いますが、今は何でも検索の時代、おかげで新しい言葉も知ることができます。
二月病とはバレンタインデーに伴うストレスからくる精神症状のことを言うそうです。
私には関係ありませんが。

昔から商売はニッパチが暇だと言い、二月と八月のことですが、この二月は見事に当たりました。
日にちも短いのでひと月の売り上げも少ないのは仕方ないとしても、暑さ寒さも影響するということでしょうか。

そんな二月も今日で終わり。
ほんとにあっという間に終わる感じです。
今週は何とかボウズにならずに終わりそうですが、毎日二組が続いています。
一番辛いのは、こんな時のヘビースモーカーさんとトイレを汚すお客さんです。

煙草も吸うなら綺麗に吸ってほしいもの。
灰はあちこち落とすわ、ちゃんと消さないわ。
帰られたあとの空気の入れ替えが大変。

たった一人のお客さんが最後の最後にトイレを使い、汚し放題では泣きたくもなります。
よく思うのは、トイレを汚す人って自宅ではどうなんだろうということ。
奥さんには叱られないのかしら。

そうかと思えば、トイレから出てくる時にさり気なくチェックしている方もおられます。
その人だけでなく、会ったことのない奥様までが素敵に思えます。
人の振り見て我がふり直さねば。

ああ愚痴ばっかりの二月です。
私の二月病の症状です。
三月は厨房より愛をこめて書きたいものですが、ブログは閉鎖するかもしれません。

今日のまかない
鮭塩焼き、蓮根きんぴら、ちくわと胡瓜のサラダ、長芋とろろ、とろろ昆布の吸い物
残り物の大整理
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by delicayumama | 2014-02-28 15:44 | Invité(お客様)

お国柄?

現在マンション建設中のお隣は昔ビジネスホテルだった。
海外のホテル検索サイトにも載っていたようで外国人の宿泊客も多かった。

そんな人がホテルのフロントで「近くで軽く飲める店はないか?」と聞くと、うちの店を紹介してくれた時期があり、いろんな国の方が来られた。

また近くにアメリカ総領事館があり、あるアメリカ人の女性が気に入ってくれて時々来ていた。
菜食主義でさぬきの醤油豆をあてにマスターの作るマティーニがパーフェクトだと言ってくださっていたが、ここ二年ほど顔を見ないのでお国に帰ったのだろうと思う。
何年も日本にいたのに最後の最後までほとんど日本語を喋らなかった。

うちの古株のお客さんで近隣の大国へ行ったり来たりの仕事をしておられる方が、一年少し前からあちらの男性を一人雇われて、その人が日本に来るとうちに寄ってくださる。
とは言ってもまだ十回もお会いしてないし意思の疎通があるほどは親しくない。
日本語は達者だが至るところで生活習慣の違いを感じるのだ。

昨日の昼前、店に来たら留守番電話のお知らせが点滅していた。
「あのー、マスタテと言いますが、良ければ電話ください。080◯◯××△△です。」
マスターと二人頭を捻った。
「マスタテさん」と言うお客さんはいないし心当たりがない。
間違い電話かと言いかけた時にマスターがある人を思いついた。
言葉に訛りがあったのだ。
その番号に電話するとやはり前出の男性だった。

お国に帰るのに日本のウイスキーを頼まれたと言い、マスターに何とかならないかと言う。
うちにあるものではない。買いに行くしかない。

マスターがすぐに買い物に出たあと、また電話があり「段ボール箱も要る」と言う。
うちを何屋だと思ってるんだと腹が立ったが、その時は言わなかった。
夜に取りに行くからと言い彼は電話を切った。

ウイスキーはレシート通りのお金をもらうだけ、儲かる訳ではない。
段ボール箱もまたマスターが段取りして待っていた。
そこまでは良かった。

夜にやってきたその人。
段ボール箱にウイスキーを入れて蓋をするのにガムテープはないかと言う。
たいていの物はある。
マスターがガムテープを千切って蓋をしてやると「帰ってまた荷造りするので、そのガムテープくれ」と言う。
これをあげるとうちのがなくなるとマスターが言うと、明日買いに行けばいいと言う。
私の堪忍袋の尾が切れた。

自分が昼間にそれくらいの準備をすればいい。
何から何まで人をあてにするな!
ガムテープくれとはなんと言う言い草だ!

その人反論する。
「他に頼むところないんや。
なんでそんなにきついこと言う?俺に優しくしてくれよ。ママ嫌いや!」
なんで私があんたに優しくせないかんの!
嫌いで結構!
子供の喧嘩か。
ヤツは段ボール箱を下げて帰って行った。
それとて持ちやすいように大きな袋に入れて紐を掛けてやったのだ。

今度来たら教えてやらねば。
人にものを頼む時、人の何かが欲しいとき。
「すみません。荷造りにガムテープが要るのですが、買い忘れました。
これわけてもらえませんか?」
そう言われれば
「あらそう。なら持って帰って。お金なんかいいから。」
きっと私ならそう言うはず。

今日のまかない
朝から雨が降ったり止んだり。
気温は高めだけどラーメン。
なかなか歩きに出られない。
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by delicayumama | 2014-02-27 15:44 | Invité(お客様)

ねねちゃん逝く

月曜日のこと。
もうボウズかと思っていた遅い時間にヘビースモーカーのOさん一人でご来店。

「土曜日にね、うちの子供が死んじゃってね。」
何と相槌を打てば良いか考えてるうちに
「うちのワンちゃん。」とおっしゃった。

もともとはOさんのご自宅で飼っていたそうだが、奥様が亡くなられたあとは娘さんの家で暮らしていたそうで、ここ数年は耳も聞こえず目も見えず寝ていることが多かったそうだ。
十四歳、名はねねちゃん、マルチーズ。

亡くなったのは土曜日、二月二十二日午後二時だった。
娘さんの膝の上で息を引き取り、直前には何かを喋ったと犬語のわかる娘さんがそう言ったそうだ。
ねねちゃんは幸せだったのではないかと思う。

世の中にはいろんな商売があるが、飲み屋ほど個人の家庭の事情や思いを聞かされる商売はないのではないかと思う。
家族構成や今に至る道のりなどの話は聞けても、なかなか本音の部分は聞けないのではないか。

その理由の一つにはうちの店が暇であること。
もう一つはやはり酒の力だと思う。
しんどい話も多いが喜ばしい話も多い。
亡くなったお客さんも数人おられるし、近くにいても縁遠くなった人もいる。

いつか商売をやめてもっと年老いた頭で、その時私たちは一人か二人かもわからないけれど、商売で知り合った人々をどんな風に思い出すのだろう。
今から少し楽しみでもある。
そのときもし私が呆けていたら…
それはそれで楽しいかもしれない。

今日のまかない
チキンとカリフラワーのクリームシチュー、ほうれん草のおひたし、出し巻き卵
昨日、生まれて初めてカリフラワーを買いました。
ブロッコリーより高いのと食感があまり好きではないからです。
オットは昔から好きだと言ってたけど、昨日と今日と食べても私はやっぱり好きになれません。
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by delicayumama | 2014-02-26 15:42 | Invité(お客様)

帯に短し襷に長し

天気予報が暖かくなるというと体が緩むか気が緩むか、そんなつもりで動いていると「なんや、けっこう寒いやん」となる。
厨房は一階、床はコンクリート打ちっぱなしで底冷えがするのだ。
まだまだストーブの前から離れられない。

使い捨てのマスクっていつからあるのだろう。
昔はガーゼのマイマスクを洗濯して繰り返し使っていたものだ。

正月にうっかりマスクをせずに新幹線に乗ってしまいインフルエンザなんかもらってしまったものだがら、出かけるときは使い捨てのマスクが欠かせない。
この時期は花粉も気になるのでピシッとマスクをしたいと思う。

うちの使い捨てマスクはオットがどこかから買ってくる。
それを普通に使っていたのだけど、先日帰省した時に母が買ったマスクを一枚使った。
「私、顔小さいから小さいの買ってきた」と母。
それが非常に使い心地が良かった。
安物ではないなと思った。

オットが買ってくるのは恐ろしく安い値段。
それだからかどうか使っている間ぶかぶかしてマスクが動く。
私が気持ち悪いと言うと小さめのを買って来てくれた。
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昨日はそれを始めて使った。
家を出る時に着けて店に来るまで一時間あまり、ずれずに快適だった。

夕方のまかないも終わり、こんな顔でも一応簡単にメイク直しをする。
鏡を見ると左の頬に長い太い皺。
皺?違う、マスクの紐の跡だ。
マスクを外して五時間経っても消えない跡?
一本だけだが、まるでドラえもんのヒゲだ。

困ったなあ。
ぶかぶかのマスクで辛抱するか、ドラえもんのヒゲは目をつむるか。
しばらく店に来るときはぶかぶかを、帰り道はヒゲにすることにしようと思う。

今日のまかない
秋刀魚の開き、ほうれん草のわさびマヨ、カリフラワーのカレー酢、揚げの味噌汁
横文字並べても地味なおかずだこと。
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by delicayumama | 2014-02-25 15:47 | Moi(私)

土曜日

土曜日は月に四回から五回ある。
そのうち第三は定休日。
残りの土曜日のうち月に一度か二度はたった一人のお客さんになる。
すうぱあまんさんだ。

もともと彼は土曜日のお客さん。
平日なら会社帰りの人ばかりだけど、土曜日に来てくださるのはわざわざの方ばかり。
どこの駅にも中途半端で周りに何もないこの辺りは土曜日は静かなので、どうせなら土曜日に来て欲しいと最初の頃にお願いしたのだった。

今月は平日でも一人または一組という日が多いので毎日が土曜日みたいだ。
おまけにボウズになると平日に呼び出しがかかるので、いくら近いからとは言え彼には迷惑な話だ。
それでも気持ちよく来てくれるのは有難い。

休み明けというのに朝から気分はどんよりしている。
何が悲しいという訳でなく、今週もまたひまか…というあたりだと思う。
気温が上がりオリンピックが終わっても忙しくなるような気がしないのだ。
気分が上向く要素を全く思いつかない。

今日のまかない
八宝菜風炒めもの、ひじき、胡瓜ぬか漬け
まかないのあと歩いてみるかなあ。
花粉が多いらしいけど。
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by delicayumama | 2014-02-24 15:44 | Invité(お客様)

来世

あまりスポーツに興味のない私ですが、それでもいくつか好んで観るものがあります。
ゴルフとスケートです。

ソチのフィギュアのエキシビションをBSでさっき見ました。
試合と違い皆のびのびと演技するのがよいですね。
特にペアが素敵です。

実はスケートもスキーも一度も経験したことがありません。
何故かそんな機会に恵まれませんでした。
もし人間に生まれ変わったら、今度はぜひスケートをやりたいと思います。
そんな夢でも見ながら寝るか…。

今日は写真がないので、いつかの朝ごはんを。
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by delicayumama | 2014-02-23 22:55 | Moi(私)

今時の父娘

今日は先日来られたYさんのご家族が、奥様の還暦祝いで白浜へ一泊で行かれる。
昨秋結婚された娘さん夫婦とお孫さん一人いる息子さん夫婦、皆さん働いているので日程の調整が難しかったのではないかと思う。

先日Yさんお一人で来られた日はたまたまお嬢さんのお誕生日で、そのお祝いはまた白浜で…というやり取りをお父さんと娘さんでLINEでやられている画面を見せていただき、今時はこうかと感心させられた。

時代は変わった。
私の頃にもし携帯やスマホでLINEなんかあったらどうだったろう。
父と娘、また母とだっていろんな意味で親子の関係は変わっていたかもしれない。

先日帰省した折に父にも会って来た。
正月にはインフルエンザで行けなかったので二ヶ月ぶりになるが、父はもう私がわからなかった。
話しかけたら返事もするし会話も成り立つが、私が娘だとはわからない。
母のこともこれっぽっちも話さない。
父は頭の奥に全部しまい込んでしまったようだ。

そうしなければそこでは暮らせなかったかもしれないし、そうさせたのは私だ。
一日一日を機嫌良く暮らしてもらうしかない。
父の心の携帯と話せるものなら話してみたい。

さてYさんご家族。
お昼前のお嬢さんのFacebook。
朝寝坊したと。
全員の電車の切符を持っているのはお嬢さん。
お父さんの眉が釣り上がるのが目に見えるよう。
次回の酒のアテができたかな(笑)

土曜日のまかない
先日のカレーの残りでカレーうどんに。
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by delicayumama | 2014-02-22 15:40 | Invité(お客様)

初出勤

ほんとにひまな毎日だが遅い時間に一人入ったりして、何とかボウズは免れていた。
でもこれぐらい一人とか一組とかの日が続く月も過去にあまり記憶がない。

そんな訳で今年なかなか「すうぱあまんさん」にお願いする機会がなかったのだが、昨日はようやく出勤していただくことになった。
それは今年初のボウズということ。

前日の頂き物の堂島ロールをビールと一緒にたっぷり食べていただいた。
すうぱあまんさんは性格と同じ、超甘党なのだ。

実家の母から二日続けて電話あり。
「もしもーし!」で始まり、今日は誰とどこへ行き何を食べた、どこそこの何は味が落ちた。
イオンで何を買って来た。
誰それと会ってこんなことを喋った。
日記みたいな電話の内容。
まあ元気でよろしいが。

今日のまかない
コロッケ定食
八十越えてラーメンとたこ焼きを食べる母。
食べ過ぎだと思う。
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by delicayumama | 2014-02-21 16:13 | Invité(お客様)

呼ぶより謗れ

今日の言いたい!

深夜に自転車で帰る私たち。
信号も守り(当たり前)ちゃんとライトも点けて左側を一列で走行する。
前から来る道幅いっぱいの三台横並びの自転車部隊。
無灯火、二人乗りは当たり前。
近くに来ても全く避けない。
こんなのはほとんど若い人。

自転車の事故も増えているのに、基本を誰か教えてやって欲しい。
そう言えば、数年前にこんな話を四十代の男性にしたら「自転車って左側通行なん?知らんかった。」って普通に言った。
膝がカクンとなった。

呼ぶより謗れとは、呼ぶより悪口を言えば早くやって来るの意味。
おととい「今年始めに一度来たきりで顔を見せない人がいる」と書いたら、本人が昨日現れた。
「俺のこと書かれてるんやと思ったから」と言う。
大当たり。
この人はたぶんブログを読んでいてくれるだろうと思って書いた。
来れなかった理由その1
生牡蠣を食べてノロウイルスにやられたそうだ。
金輪際生牡蠣を食べるのやめましょうね(笑)

逆にブログの内容をできれば見て欲しくない人が見ていたりして焦ることもある。
わかる人にはわかるような話の場合だ。
まあしかし、基本的には公開してるのだから仕方ない。
そんなことを恐れていたら公開にはしないのだ。

ひまだ、ひまだと書いてるから来たのに、なんや今日はお客さん多いやん、って言う人もいる。
来る日も来る日も一組のお客さんでは、ある日突然潰れますよ。
たいがいギリギリの線で営業してますから。
そう言う人には試しに一週間毎日来てごらんなさいと答えることにしている。

今日のまかない
久しぶりのカレー
隣りの工事がうるさくて昼寝ができないので眠くて眠くて。
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by delicayumama | 2014-02-20 15:49 | Invité(お客様)

言わぬが花か

年齢の話もしていないのに、わざわざ自分から年齢を自白するほど私とて馬鹿じゃない。
でも年齢の話をしていたら、私は今年◯歳ですと実年齢を喋る。

月曜日にイルカさんとキンキンさんと何かの話をしていて、その延長で年齢の話になったのだと思う。
その時、キンキンさんが「それは言わないほうがいい。ママさんいくつかな?って思わせておくほうがいい。そのほうが趣がある。」とおっしゃる。

うちは夫婦でやってるので誰に口説かれる訳じゃなし、趣とか言われても私自身のキャラじゃない。
誰に聞かれても年齢を言う。
そうするとたいていの方は「もっと若く見える」と言う。

それがたとえお世辞でも私は嬉しい。
だから最近では多めにサバを読んで「もうすぐ還暦です」とか言うと、もっと驚くのが密かな楽しみになっている。
逆に中途半端に年齢詐称する人は嫌い。
メリットのある人はすればいいと思う。
私は私なのだ。

今日のまかない
ポークカツ、かぼちゃの含め煮、わかめスープ
四十になった時はすごくショックだった。
今は開き直ったのかな。
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by delicayumama | 2014-02-19 15:46 | Moi(私)