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夫婦で営む小さなバーの厨房から見える悲喜こもごも・・・


by delicayumama

お引越し

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今年くらい満開と快晴と日曜日が重なることはそうそうないだろうと思うくらい綺麗だった桜。
だからこそ尚更枝を切られた桜の懸命ぶりが痛々しかった。

中学卒業後三十五年という節目の同窓会で、関西に住む同窓生と連絡が取れるようになった。
中でも中三の時に出席番号が前後だったJ子さんとは、同窓生の演奏会に出かけたり、ご主人と一緒に店にも何度か来てもらったりと思い出もたくさんできた。

この春、息子さんの大学進学を期に、ご主人が単身赴任されてる土地にJ子さんも引越しすることになった。
彼女のご主人は転勤族なので結婚してからは引越し続きだったと聞いてる。

子供さんが小さい時は大変だっただろうと思う。
そして私が話を聞いても彼女は子供さん中心の生活をして来たと思うのだが、まだ学生とはいえ二人の子供が巣立つ寂しさを今感じているのではないだろうか。
私にはそういう感覚は想像するしかできないが、彼女は今は忙しくしていることで気が紛れているだろうと思う。

そしてご主人の定年までの数年を夫婦水入らずで暮らすことになる。
四六時中一緒で定年もない私達夫婦には、この感覚も経験できない。

近くに同級生が住んでいるからと言って頻繁に会えた訳でもないが、いつでも会えると思っていたことが、そうではなくなるというのは淋しいものだ。
頭が良くて決断力があって、彼女にはここ数年何かとお世話になったが、四国に帰るまでの数年をご主人と元気に楽しく暮らして欲しいと願うばかり。
また夏の同窓会とブログで会えるのを楽しみにしている。
by delicayumama | 2011-04-11 22:00