夫婦で営む小さなバーの厨房から見える悲喜こもごも・・・


by delicayumama

爆弾!

昨日の朝10時に実家に電話をした。
土曜日は父がデイサービスに行く日で、10時には母が一人で家にいる時間。
トイレに行ったか二階で洗濯物を干してるか電話に出ない。

今朝10時にまた電話してみた。
しばらく呼んで父が出た。
母は病院へ行ったと言う。
たまに日曜日に電話をして母が出ずに父が出ると母は病院と必ず言う。
今日は日曜日だよなんて話は父には通じない。毎日が日曜で曜日どころか昨日のことさえ覚えちゃいない。
でも私が誰だかはわかるのが救い。

昼過ぎに買い物に出かけ、母くらいの年齢の人がショッピングカートを引いて歩いてるのを見て、うちの母もあんなふうによぼよぼ歩いて買い物に行ってるんだろうなと思い胸が痛かった。
父が車に乗れなくなってから母は駅前の大きなスーパーまで歩いて往復するしかない。
この私でさえあちこち痛いのに母はもっとしんどいはず。

買い物から帰った三時頃また電話をしてみた。
また父が出て母は病院だと言う。
朝からずっとかと聞くと、一度帰ってからまた出掛けたと言う。
それ以上、父とやり取りしてもラチがあかないので夕方にまた電話してみようと思い電話を切った。

それから頭がろくなことを考えない。
父がいつ母を見たかなんて聞いても仕方ない。
私は洗濯物を取り込んだり夕飯の支度を始めたりしながら、最悪の場合を想定しながら動いた。

5時…15分、30分…
ほんとはすぐにでも電話したいが、また父が出てちんぷんかんぷんでは私の気が持たない。
最悪の場合はとにかく私一人でも新幹線に乗らなくてはいけない。
最悪の場合、母は昨日から生きてはいないかもしれない。
父の足が不自由になってから父は一階で母は二階でと別に寝ている。
デイサービスに行かない日は昼まで寝ているという父。
母は母で自分の都合で動くので、父が目覚めた時に母がいないのは今更不思議ではないようだ。

あれこれ考えたあげく5時半過ぎに電話。
いつもすぐには出ない家だがいつもより長く呼んでる気が…
母が出た。
「昼寝してた」と呑気そうな母の声。
午前中は確かに買い物に出掛けた。
お昼に帰ってご飯を食べて二階に上がって昼寝したらしい。
二階で寝るなら電話二階に切り替えといてよ。
これは私の心の叫び。

夕方、我が家から見た東の空。
もしかして母は…と思っていた頃の空。
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疲れたぁ…でもそう遠くはない日のお話かもしれない。
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by delicayumama | 2012-06-03 19:35 | Dimanche(日曜日)