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夫婦で営む小さなバーの厨房から見える悲喜こもごも・・・


by delicayumama

立ち飲みできる?

私はできませんねえ。
足腰弱いですから。
外でお金払って立って飲むんだったら家へ帰って飲みます。

先週金曜日の深夜帰宅中にいつもの道を自転車で通ると、見たことのある人の混じる団体がある店の表で立ち飲みをしていました。
何だかとても悔しかったです。

この立ち飲み屋が増えてきたことも、うちのような店がヒマになる一因ですな。
一昔前までは立ち飲みというのはブルーカラーの定番でした。
ところが今やネクタイ族が恥ずかしいとも思わず立ち飲みしてる。
若いから年配やからとかでもないようです。

立ち飲みBARなら若い人にはある意味お洒落な飲み方と思われているかも知れません。
ブルーカラーが汚れた手拭い首に巻いて酒屋の店先で立ったままコップ酒を飲んでた絵を知らない世代でしょう。

そんな時代を知ってる年代で、しかもそこそこの会社にお勤めのおじさん達が赤ら顔で立てって飲んでる姿、私がその人の嫁なら情けなくて見たくもないです。
リストラ突きつけられてるとか、実はとっくに首になってるけど世間体で家は普通に出てきてるような人ならいざ知らず。
基本的に飲み食いはきちんと座ってと躾られてないとか?
立って飲む小遣いしかないとか?

ところが立ち飲みが安いというのは思い込みです。
結構なお値段の店も多いと聞きます。

安い居酒屋チェーンなら発泡酒で一杯200円切る店もあります。
まだそんな店で座って飲んでるほうが、いくらかマシです。
外から見えないならもっといい。
立ち飲みはたいてい外から丸見えですから。

清潔な店でいい匂いのおしぼりが出されて、管理された生ビールを綺麗に洗ったグラスで提供されて、ちゃんと一人分のスペースで座って飲むビールが一杯五百円なら決して高くないと思いますがね。
いえ自画自賛ですが。

さて、月曜日に扁桃腺の手術をされたお客さんは順調に回復され食事も五分粥になったそうです。
担当の看護師さんが若い可愛い人で緊張すると言うくらい(笑)
良かった、良かった!

今日のまかない
久々の炊き込みご飯
今回は帆立です。
立ち飲みできる?_d0154508_15394781.jpg

by delicayumama | 2012-10-03 15:04 | Invité(お客様)